輪島港

輪島の魚

輪島港は、能登半島の北部に位置し、周辺に好漁場を有していることから、沿岸漁業拠点港として、水産業を支えています、能登半島の沖合50kmに位置する舳倉島への定期航路の基地としても重要な役割を果たしています。 平成23年7月に「わじま海の駅」に認定され、平成27年3月に「輪島港マリンタウン」が完成しました。

輪島の魚


輪島ふぐ

輪島港にはマフグをはじめ、ゴマフグやトラフグなど豊富な種類の天然フグが水揚げされています。 輪島市は2011年から5年連続で1位を記録、2016年は浜田市に首位を明け渡し2位となりましたが、2017年に日本一を奪還して2018年にも日本一となりました。


輪島でとれる季節の魚

輪島が位置する能登半島外浦の沖合には豊かな天然礁が広がっており、古くから漁業が盛んです。現在は、まき編・定置網・底引網・刺し網・一本つり・はえなわ・かご・採介藻などの漁業が行われています。

【春のお魚たち】

ノドグロ(のどぐろ)、アマダイ(甘鯛)、めばる(はちめ)、マダイ(真鯛)、サヨリ、スルメイカ

【夏のお魚たち】

シマエビ(縞海老)、サワラ、サザエ、アワビ、岩モズク、岩ガキ、マグロ、トビウオ

【秋のお魚たち】

はたはた、アジ、サバ、カレイ、かわはぎ、ゲンゲ

【冬のお魚たち】

加能ガニ(石川県産ズワイガニのオス)、香箱ガニ(石川県産ズワイガニのメス)、ブリ(ふくらぎ・らぎ)、マダラ(真鱈)、アンコウ、ミズダコ(水蛸)

海女漁

輪島市の沖合約50キロに位置する小さな離島舳倉島(へぐらじま)は海の幸の宝庫ですが特に海女漁が盛んです。現在約200名ほどの海女型おり、一集落の海女の数では国内最多となっています。アワビやサザエのほか、寒天やトコロテンの材料になるエゴ(寒天原藻)採りが盛んに行われています。何もお勧めできる輪島の特産品です。資源保護にも力が入れられ、漁獲期や一日当たりの操業時間の設定などが行われて来ましたが、2013年には海女サミットが開催され地域社会の持続性の観点も議論されています。また、2014年には、輪島の海女による伝統的素潜り漁技術が「石川県無形民族文化財」に指定されるとともに、「輪島の海女漁保存振興会」が「いしかわ里海の至宝」に認定されています。

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